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【拝見しました!】菅野美穂と見つめるスペシャルドラマ『坂の上の雲』 [拝啓 野沢尚さま]

『みなさんは、やってみたいこと なりたいものはありますか?
私は演じるという仕事をしていて色々な人の人生を経験できて大変興味深いです』

出だし、菅野美穂さんのこんな言葉から始まりました。
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今年の秋から放送予定 『坂の上の雲』 PR番組がいよいよスタートです。
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この物語の舞台は、明治時代の日本。
中心自物として、3人の若者が登場します。

『水曜日の情事』で主演をされた本木雅弘さんの演じる、秋山真之。
そして真之の兄。秋山好古 演じるのは阿部寛さん。
3人目は、真之の幼馴染である正岡子規。香川照之さんが演じるそうです。


語りにとてもいいフレーズがありました。
『俺たちは何を目指しどう生きるのか、坂の上の雲は、
 明治の若者が悩みながらたくましく生きていく青春の物語でもある』
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本木雅弘さん、いい表情しています。
インタビューのとき、本木さんは上手くしゃべれず、涙ぐんでいたようにも思えました。
それを見ていて、僕も泣きそうになってしまいました。

この機会に、
野沢さん原作の『反乱のボヤージュ』 『呼人』 『ステイ・ゴールド』 もう一回読み返してみます。
それから、
野沢さん脚本の『緋色の記憶』 もう一回見返してみます。


菅野美穂さんが演じるのは、正岡子規を支えた妹の律でした。

僕は役者さんじゃないので、うまく言えませんが、
菅野美穂さんの役作りに対する考え方は物凄いです。
そういえば、菅野美穂さんと本木雅弘さんは、
『幸福の王子』で共演していましたよね。(これは野沢さんのドラマではないですが。。。)

本当に菅野美穂さんは、いろんな役ができる女優さんですね。
『アルジャーノンに花束を』
『あいのうた』
『働きマン』
『わたしたちの教科書』
『恋がしたい恋がしたい恋がしたい』
どの菅野さんも、その演技に引き込まれてしまいました。

だからきっと、菅野さんの演じる正岡律は、
野沢さんがイメージしていた以上の正岡律を見せてくれるものだと信じています。
『きっと律は男性に生まれてきたかったんじゃないかなぁ・・・って、
 そう思いながら演じるようにしています』という言葉も印象的でした。
強くて、無邪気で、破天荒で、かわいらしくて、
努力家で、でも悔しくて泣く事よりも、感動したり悲しくて泣く事の方が多い、
そんな勝手なイメージで観ています。

時代劇を書くにあたって、私は昔、先生に言われた事があります。
時代が古代だろうと、江戸時代だろうと、近未来だろうと、
人が迷ったり、人が人を好きになったり、悲しんだり、苦しんだりする要素は変わらない。
問題はストーリーではない。
人間の感情を描いてください、と。

それは間違いじゃなかった。
『坂の上の雲』に登場する人たちも、現代の私たちと同じような感情を抱いて生きていた。
菅野美穂さんも、同じようなことをおっしゃってました。


いよいよです。
誰が手を加えようと、そこには、
原作にはない【野沢ワールド】の着想・切り口がしみ込んでいるはずです。
そう信じて。
それを願って秋を待ちます。

早く僕らの度肝を抜いてください。


『坂の上の雲』
本当に本当に楽しみにしています。


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