3月に向けて

香水にまつわる題材をテーマに、
脚本を書く準備をしている最中です。



映像になっても、香りは伝わりませんが、
セリフに頼るようなことも、あまりしたくありません。



目に見えないもの、音として表現できないものを
表現しようとするのは無謀かもしれませんが、
人間が描ければなんとかなるような気がしています。
そして、小道具の選び方と使い方。

舞台と違って、映像のセリフは短ければ短いほど、
観客の印象に強く残ると言われています。

400字詰めで、長くても3行を目安にセリフは
何度でも見直します。
3行のものは2行にならないか。
2行のものは1行にならないか。
1行のものはもっと印象深いものにならないか。
頭の中でページをめくるように、セリフを探していきます。

渡る世間・・･は40行のセリフとかザラですけれども。
あれはあれで、むやみやたらと長くしているわけでは
ない気がしています。
プロットの構成、１シーンの中の構成、
そしてセリフひとつの中にも構成があるように思えます。

それだけに、調べあげたものを捨てる勇気も
必要です。
シナリオの芸術は省略の中にも潜んでいるはずなので、
その意識を大切にしていきたいと思っています。

コメント 6

シナリオ作りは大変だと思いますが
頑張って納得のいくものを仕上げてくださいね＾＾
by やまがたん (2009-01-24 20:02) 

どうも～　こんばんは。
by 笑いの使者 (2009-01-25 01:05) 

やまがたんさま
コメント・nice ありがとうございます＾＾
楽しんで書くよう心掛けたいと思ってます。
by gyaro (2009-01-25 13:48) 

笑いの使者さま
こんにちは＾＾
コメント・nice ありがとうございます。
by gyaro (2009-01-25 13:49) 

gyaroさんは、脚本家でいらっしゃるんですか？

短い時間で多くのものを伝える・・・
すごく奥が深いですね☆

私は一曲４～５分の歌の世界で、何か伝えられてるのか・・・
考えてしまいました。
by akiko (2009-01-25 15:59) 

akikoさん
コメント・nice ありがとうございます＾＾
お恥かしい事に、まだまだ脚本家と言えるレベルではないのです（＞ ＜。

でも、絵本の原作とかにも手を出し始めてます＾＾；
絵本の出版社の知人に、絵を描ける人を連れてこられて、
「この人、お話がかけないのー」って言われてます。
ほとんどが、そんな感じ、というかその程度です。

私が憧れてしまう職業はたくさんありますが、
アーティストの方や漫画家の方には、かなり惹かれてしまいます。

脚本はその方のスタイルやポリシーによって、
現場へまで関わっていくようですが、
それをしない人もいますし、
そうしたくても関われない人もいるみたいです。

アーティストの方は、
創作もアレンジも演出も演奏も歌も
全部やれちゃうところが凄いなぁと思ってしまうのです。

北野武さんは、
4,5分のコントを作るのも、2時間の映画をつくるのも
費やす労力はそんなに変わらないと言ってた気がします。

みんなが楽しく過ごせる時間を、
４～５分の歌のひとつひとつの世界に集約できる事は、
ホントに凄いと思います (> <
by gyaro (2009-01-26 13:25)