香りの語源 [L'Artisan Parfumeur]
香水は古来の芸術。
言葉の語源は、「通る」を意味する“per” と「煙」を意味する“fumar” からきているそうです。
5千年前にメソポタミアで、神へ捧げるものとして誕生し、
長い間、魔術や霊、宗教と結びついてきたと言われています。
エジプト人にとって、香水は神の汗。
植物の息、自然の魂と称した人々もいたそうです。
精神を高揚させ、感覚を刺激し、浄化し、さまざまな形で人をとりこにする。
エジプト人は粉末の香料をベッドにまいたり、
ルイ14世の召使の中には、部屋を香りで満たし、
シャツをムスクやアロエ、ジャスミンで煮沸して洗濯する係りがいました。
18世紀の日本では、15分ごとに異なる香をたく時計が発明されました。
アラブの文化圏では、今も香りの伝統は生活の中心。
チュニジアでは、料理の風味付けから食後に手を洗う水まで、何にでも香水を用います。
イエメンでは、客は外に出る前にスカートをさばきながら焚いた香の上を歩きます。
それに比べて、イギリス人の使い方ははるかに受身らしいです。
粉石けんからトイレットペーパーに至るまで、わたしたちは劣悪な人工の香りに埋もれている。
そのため、多くの人が、いざ本物を買いたくても、
自分が本当に何が好きなのか、判断する力を失ってしまったと言われています。
心から楽しめる香りを見つけなくては。。。
誰もが自分がなじんできた香りの歴史を持っているのかもしれません。
【家のための香り】
家にあふれる様々な香りを制御し、自分のものにします。
今は香りのある商品があふれています。
香りつきのキャンドルや小石、紙、アンバーの匂い袋。
できるだけ無臭のものを買い、それから自分の好みの香りをつけた方がいいようです。
スチームアイロンにローズウォーターを入れたり、お気に入りのコロンを枕に振ったり。
部屋ごとに違うムードを演出してみたいと思います。
【自分のための香り】
良い気分にしてくれる自分の香水をみつけてみます。
意欲を高めてくれるものを選びたいです。
いまは合成素材ベースの強烈な香水が多くなっていますが、
天然素材をベースにしたシンプルなものがベスト。
自分の匂いにかすかにヴェールをかける程度に使わなければなりません。
なるべく軽めに。気をつけねば・・・
【危険な誘惑】
何世紀もの間、男と女は異性をとらえる魔法を探し続けてきました。
多くの香水は動物をベースにしています。
アンバーはマッコウクジラ、
ムスクは中央アジア産のジャコウジカ。
フランスのある香水会社は腐敗臭に魅せられたあまりに、
自社の香水に子供の便を混ぜたとか。
歴史上、もっとも成功した誘惑者のひとり、クレオパトラは、
シーダー材の船に乗り、玉座のまわりには香を焚き、
寝室の壁は網で固定したバラで埋め尽くした。
彼女の体のそれぞれには異なるオイルが塗られていたと言われ、
手には“キフィ”(バラ・クロッカス・スミレのブレンド)
足には、“エジプタン”(アーモンドオイル、ハチミツ、シナモン、オレンジ、ヘンナ)というように、
いろいろ工夫していたようです。
言葉の語源は、「通る」を意味する“per” と「煙」を意味する“fumar” からきているそうです。
5千年前にメソポタミアで、神へ捧げるものとして誕生し、
長い間、魔術や霊、宗教と結びついてきたと言われています。
エジプト人にとって、香水は神の汗。
植物の息、自然の魂と称した人々もいたそうです。
精神を高揚させ、感覚を刺激し、浄化し、さまざまな形で人をとりこにする。
エジプト人は粉末の香料をベッドにまいたり、
ルイ14世の召使の中には、部屋を香りで満たし、
シャツをムスクやアロエ、ジャスミンで煮沸して洗濯する係りがいました。
18世紀の日本では、15分ごとに異なる香をたく時計が発明されました。
アラブの文化圏では、今も香りの伝統は生活の中心。
チュニジアでは、料理の風味付けから食後に手を洗う水まで、何にでも香水を用います。
イエメンでは、客は外に出る前にスカートをさばきながら焚いた香の上を歩きます。
それに比べて、イギリス人の使い方ははるかに受身らしいです。
粉石けんからトイレットペーパーに至るまで、わたしたちは劣悪な人工の香りに埋もれている。
そのため、多くの人が、いざ本物を買いたくても、
自分が本当に何が好きなのか、判断する力を失ってしまったと言われています。
心から楽しめる香りを見つけなくては。。。
誰もが自分がなじんできた香りの歴史を持っているのかもしれません。
【家のための香り】
家にあふれる様々な香りを制御し、自分のものにします。
今は香りのある商品があふれています。
香りつきのキャンドルや小石、紙、アンバーの匂い袋。
できるだけ無臭のものを買い、それから自分の好みの香りをつけた方がいいようです。
スチームアイロンにローズウォーターを入れたり、お気に入りのコロンを枕に振ったり。
部屋ごとに違うムードを演出してみたいと思います。
【自分のための香り】
良い気分にしてくれる自分の香水をみつけてみます。
意欲を高めてくれるものを選びたいです。
いまは合成素材ベースの強烈な香水が多くなっていますが、
天然素材をベースにしたシンプルなものがベスト。
自分の匂いにかすかにヴェールをかける程度に使わなければなりません。
なるべく軽めに。気をつけねば・・・
【危険な誘惑】
何世紀もの間、男と女は異性をとらえる魔法を探し続けてきました。
多くの香水は動物をベースにしています。
アンバーはマッコウクジラ、
ムスクは中央アジア産のジャコウジカ。
フランスのある香水会社は腐敗臭に魅せられたあまりに、
自社の香水に子供の便を混ぜたとか。
歴史上、もっとも成功した誘惑者のひとり、クレオパトラは、
シーダー材の船に乗り、玉座のまわりには香を焚き、
寝室の壁は網で固定したバラで埋め尽くした。
彼女の体のそれぞれには異なるオイルが塗られていたと言われ、
手には“キフィ”(バラ・クロッカス・スミレのブレンド)
足には、“エジプタン”(アーモンドオイル、ハチミツ、シナモン、オレンジ、ヘンナ)というように、
いろいろ工夫していたようです。
香水には、そういう歴史があったんですね・・・。^^
by Yuki (2009-01-22 14:36)
Yukiさん
コメント、nice! ありがとうございます。
香水のことは、まだ勉強中なので間違ってるかもしれません^^;
by gyaro (2009-01-22 14:54)
1枚目のお写真はキャンドルでしょうか?
とっても綺麗ですね!私も香りを楽しむ時間を大切にしたいです。
私も自分のための香水はできるだけかすかに、軽くつけたいと思っているのですがうまく調節できなくて^^;冬は香りが綺麗にたってくれる気がして夏にくらべて使う頻度が高くなります*^^*
by macoron (2009-01-22 21:14)
macoronさん
コメント・niceありがとうございます^^
香水などお好きでしたら、ラルチザンパフュームもいいですよ。
Chloéの香水もビンがかわいいし、香りも好きです。
by gyaro (2009-01-23 15:54)