モナリザ

未来を見失う瞬間。

それは突如やってきて、
こんな惰弱で不安定な意識なら、このまんま換気扇の音にでも支配されちまえばいいんだと思う。
タバコの煙にさえ先を越されてく有様だ。
このまま消えたいわけじゃないが、
朦朧とした意識は、ここでいったん途切れてしまえばいい。

形容詞が許されないフィールドを進むしかない自分にとって、
今は自由な時間だ。
右脳で勝負すべき人間が、抽象論で自己満足だ。
開けた事のない引出しが、あといくつ残ってるんだろ。
敵は自分じゃなく、未来だと思いたい。
あなただと思いたい。

でも、あなたには今日も明日も笑っていて欲しい。
9ページ目のあなたは、幸せに満ちていて、
11ページ目の、こっちの世界を見つめる眼差しは、モナリザみたいだった。

今週以降の予定
13日は代官山で靴を直す。セルジュ・トラバルのプレゼント交換をする。
14日は親に好きなものをご馳走する。また肉でいいのだろうか。
17日は箱書き仕上げる。
22日はレッドクリフ、絵本。ラルチザン・パフュームの感想。
27日はわからない。新宿か青山か、大泉かもしれない。